【レポート】8月2日(土)支部研修
<第1部>
今回の研修会は9人の会員が参加しました。
第1部は株式会社ソニックジャパンに保険外交員として勤務されている木村先生による講義でした。
まずは、経営者が突然倒れた時に保険がどのように役に立ったのかという事例を話されました。
この事例での経営者は、本人がいなければ業務がストップしてしまう体制だったこと、
そして、ほぼ100%現金収入で事業を運営されていたそうです。
どの保険会社の保険であっても「保険料の未納が2カ月続くと保険が失効してしまう」ことになるので、 まずは急いで保険が失効しないように奔走されたとのことでした。
その甲斐あって、倒れた経営者は重い障害が残ってしまったものの、 保険金を有効に使うことで事業をきれいに清算できたということでした。
それから、積立タイプの保険であれば「契約者貸付」が出来ることや、無診査で保険を変更することができる「変換」についても 事例を交えながらとても詳しく聞くことができました。
ここで聞いた話は、経営者自身として非常に役に立つ話であり、経営コンサルタントとしも知識の幅を拡げることが出来たと思います。
経営者として「事業を守るための保険」「身を守るための保険」、そして「節税として保険を有効に活用する」という、 ほかでは絶対に聞けないような話を聞くことが出来ました。
<第2部>
第2部は、広島県福山市で「今顧問先を一番増やしている会計事務所」を経営されている池永先生による講義でした。
「NLP法」と呼ばれる『現実』+『暗示』によって導いていくやり方や、否定形をあえて使うことで一度受け入れて認知させるやり方などを、 理論を聞くだけでなく、効果を実際に体験しながら楽しく研修することができました。
対話することの多い我々経営コンサルタントとしては、絶対に知っておいたほうが良い話のオンパレードでした。
池永先生は、これまでに本をいくつか出版されていて、数万部販売された実績もあります。
今回は、ちょうど新しい本が出版されたばかりということで、「なぜ本を出版しようと思ったのか」という貴重な話も聞かせて頂きました。
特に、池永先生がどのようにして「地元で顧問先を一番増やすことに成功したか」という話は、 先生自身が「地元では絶対に話せない」と言われるような非常に興味深いものでした。
コンサルティングと営業の場面で使えるテクニックのことだけでなく、マーケティングについても学ぶことが出来た有意義な研修でした。
(田辺久豊)