河野会計事務所 所長
有限会社ユービーシー経営 代表取締役

経営士  河野茂男(かわのしげお)

山口県宇部市北琴芝1-6-10
TEL:0836-33-6717
http://www.ubc-net.com/

略歴

1973年5月  河野会計事務所設立
1976年5月  有限会社 宇部ビジネスセンター設立
1977年10月 河野行政書士事務所設立
2000年12月 商号変更 有限会社UBC経営
2003年5月  NPO地域ライフプラン研究会設立
2004年6月  国交通省登録 経営状況分析センター西日本株式会社設立
2007年6月  日本経営士協会九州支部長就任

専門業界

全業界

専門分野

経営、経理財務、建設業の経営状況分析、社会福祉法人の会計財務コンサルティング

自己PR

山口県萩出身、子供の頃は美しい自然の中で山海を友としておおいに遊ぶ。青年期に職業会計人を目指して税理士国家試験に合格する。多くの中小企業経営者との交わりのなかで「何故企業は潰れるのか?」「何故企業は繁栄するのか?」との疑問の解決に経営コンサル分野に知識を求める。会計・税務を基本に財務管理、経営診断をおこなっている。

中小建設業の収益改善と利益管理プログラム
建設業の収益力改善の手法

1.市場競争に勝利する
国等の公共工事予算の縮減と長引く不況で、建設工事受注は依然厳しい環境におかれている。このような現状下で生残るには、自社の技術力・規模・経営状況を分析認識して「強み」「弱み」を洗いだし、経営方針とせねばならない。見積工事原価は、各々の企業のコスト抑制により差が顕著になる。競争入札にあっては、いかに自社の変動費・固定費を圧縮できているかが勝敗の分かれ目となる。

2.営業利益を確保
財務会計の損益計算書での営業利益は完成工事高-(完成工事原価+一般管理費等)となる。
競争に勝つには、原価管理と原価圧縮を考えると、完成工事高-原価(変動費+固定費)=営業利益のように分解することが必要である。特に重要なことは、労務費を次のように固定費ととらえることにより、既に経常利益を確保している企業はその工事を契約施工すれば、そのまま利益に反映する。営業利益の計算式では完成工事高-変動費{(材料費・外注費・工事その他経費)+固定費(労務費・一般管理費等)}=営業利益となる。労務費の一部には変動費・準変動費に該当するものもあるが、あえて固定費とみなすことが競争力をつけ、収益力アップの判断材料となる。また、固定費を高くすることにより損益分岐点が高くなり経営判断が辛くなるのである。
激化する建設業界の生存競争では、特に営業活動の結果である営業利益が重要である

3.勝てる工事価格管理
原価・工事損益がわかるというのは、競争に勝つことができる最低限の管理である。工事台帳は通常は財務会計と連動されており、数字検証のために翌月以後に作成完了するのが通常だが、これでは、暫時変化する現場の工事進捗に連動する原価管理ができない。そこで、財務会計から切離した請負工事管理表を作成することにより工事台帳ではカバーできない、現場直結の管理が出来るようにする

4.請負工事高管理表の作成の仕方
その2で説明した完成工事高-原価(変動費(材料・外注費・工事その他経費)+固定費(労務費・一般管理費等))=営業利益を工事別に記載が出来る請負工事管理表を作成する。
固定費は毎日発生する。固定費を工事期間でとらえておかないと工事利益はあるのに期間計算では赤字になることがある。工事別営業利益をディリーに換算した金額を表示して判断材料とする。 労務費については一人当たり一日平均人役 日当を決めておき、作業日報等から記入する。一般管理費等は一人役の平均単価を予め決め、人役投入に応じて算出記入する。

理念

企業は社会の変化と要求に対応できなかったら消滅する。
企業にも寿命がある。しかし、いかに永く存続させるかが課題である。
その問題解決の一翼を担うことができれば価値の蓄積となり自らの存在意義もある。

著書等

建設業の業績改善と評点アップ「小冊子発行」
中小建設業の収益改善と利益管理プログラム
一流「・スゴ腕 コンサルタント・ガイド」

講演等

やさしい経営診断(中小企業セミナー)
経営計画の立て方(中小企業セミナー)
建設業の経営審査と評点(建設業の研修会)
潰れない会社の財務体質づくり(中小企業セミナー)

コラム

新年支部長挨拶